先生、クラスってどう決まるの?
はい、お答えします。
中学校を中心にお答えしますね。
まず、3学期の評価を出ると、いよいよ先生方は、次年度について動き出します。
実は、今1年生だったとしますよね。
その場合、次の新しい2年生のクラスを考えるのは、今の1年生の先生方です。
まずは、クラス担任にカードが渡されます。4クラスあるとすると、そのカードは4色で作られます。
大きさは、5センチ✖️10センチくらいかな。
そこには、氏名、ふりがな、生年月日、部活名などを書く欄があります。
さてさて、ここからです。
まずは、成績。
評価を足していくやり方や、中間テストゆ期末テストの素点を合計するなど、学校によって様々です。
のちに、この点数を順番に並べていくわけです。1,2,3,4と左から順に並べたら、今度は右から5,6,7,8って。
そのようにまずは、並べてみるわけです。
実は、あるカードのある場所に、○、◎、△、×のらんがあります。
大体おわかりですよね。
生徒指導上のマークです。
もちろん、◎は、生徒会役員や、学級委員などをやってきた生徒。つまり、リーダーになるタイプの生徒ですね。
×は、もちろん、課題のある生徒。時々、××と、2つ×をつけるケースもありますよ。
×の色も、赤は生徒指導上大変な子。
オレンジは、発達障がいなど、配慮を要する子など、ここでも先生方は、共通理解を図りながら、色別していくわけです。
クラスのバランスをみるわけです。リーダーばかりが固まってしまうのも良くない。
×の生徒も、バランスをみる。
あと、最近は、pと書いてある場合があります。ピアノの意味ですね。
中学校では、合唱コンクールがありますから、クラスに1人は、ピアノ演奏者が必要なわけです。
たまに、そのpが、PTAの意味もあります。
親がPTA会長など、つまり、学校の役員をやっているかです。
さあ、そんな具合に並べたカードを、4クラスに分けて、来年度担任になるであろう先生の手に渡ります。
学年主任は、それをエクセルで表にして、後日また学年会議を開きます。
で、やっぱりあるんですよね。
生徒との相性というのが。
だから、何人かはトレード。
こんな感じで、最終的なクラスが決まります。
さあ、みなさん、どうかんじましたか?